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2008年10月 9日 (木)

高金利通貨のイールドカーブに注目

2008年10月8日。株価はNY・東京とも9200へ続落、底割れの様相だ。ドル円は98円台、豪ドルは7月22日の104円台から日中一時64円台へ。株も外貨もパニッキーなロスカットが止まらないが、どこで底を打つのだろうか?10月8日の市場にヒントが二つあった。

まず東証上場銘柄全体のPBRが1を割りこんだ。後から考えると「あそこがボトムだったな」となりそうだ。次に豪ドルをはじめとする高金利通貨のイールドカーブだ。これまで買われてきた高金利通貨のイールドカーブはどれも大体期近は資金の実需でV字型になるが、中長期債に外から買いが入るため利回りが下がり、期先がゆるやかな逆U字型になっていた。中長期債が買われすぎてイールドカーブが大きく歪んでいたのだ。ところが高金利通貨下落の過程で、豪州も英国も南アもブラジルもメキシコも今や順イールドになってしまったのである。これは高金利通貨のロングがようやく解消されたことを意味する。反転の環境が整いつつあるのだ。筆者のポートは5月-7月にひたすらEquity絡みをスクイズしまくり、キャッシュ積み上げ(一部は円の長期Fixed Income)に徹した。大成功だったが、そろそろ再出動かな、という気がしている。

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