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2005年10月18日 (火)

日本株は警戒水域か

米国ジャンク債の信用スプレッドが縮小した。GMがUAWとの間で従業員や退職者への医療給付大幅引き下げを合意した為だ。Bloombergによると昨日(17日)ニューヨークでGMの株価は7.5%上昇、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)のプレミアムも170bp低下して730bpへ、また投資適格復活を狙って第三者への売却が報じられたGMACのCDSのプレミアムは155bp低下して325bpとなった由。フォード・クレジットのスプレッドも連れて持ち直しており、ヤレヤレほっと一息。 好調な米国経済のノドに突刺った棘が取れた感があり、米国のEquityはこれから本格的な上昇局面に入りそうだ。

今NYダウは一年前に比べて4%程度上昇しているにすぎない。FTは4月中旬以降9月末まで一本調子で20%近く上昇した後、現在は14%程度まで調整している。これに対して日経は5月半ばからここまで一気に25%上昇し、本格的な調整もなく、現在も一年前と比べて23%程度上昇した水準にある。米国のEquityが勢いづいてくれば、日本株が本格的な調整局面に入ってもおかしくないタイミングが来たように思われる。加えて日米長期金利差(10年物国債)が3%近くまで拡大しており、さらに小泉首相の突然の靖国神社参拝が投資家に日本の地政学的リスクを思い出させてしまったこともあって、円安が115円台まで進んでいる。ここしばらくは日本から米国に資金が流出する基調になるのではなかろうか。日本株はある程度キャッシュ化してFixed Income(J-Reitの「勝ち組」も含めて)の買い場を探すタイミングが来たようだ。

  

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