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2005年7月21日 (木)

日米金利差とドル/円

7月20日(NY)のグリーンスパンFRB議長の議会証言に特に意外感はなく、TN(10年)は4.25%の支持線を突破できずに(金利が)反落した。日米長期金利差にトレンド的な変化が起きていないので、まだ果報を寝て待っていればよい事が確認できた。

ところで最近のマーケット・レポートに「日米金利差の拡大期待から円安・ドル高になった」という後講釈がしばしば見られ、ちょっと気になっている。「日米金利差拡大予想」とは「ドル債の価格下落と円債の価格上昇」を予想する事と同じ意味なので、そういう予想をする投資家はドル債を売って円債を買うはずだ。逆に、「日米金利差はもうこれ以上拡大しない」と予想する投資家であればドル債を買って円債を売るから、この場合であれば円安・ドル高の要因になりうるのだ。このようにプロのコメンテーターでも金利と債券価格の単純な逆数の関係を理解していない場合があるので気をつけよう。

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