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2005年7月10日 (日)

今週のFT週末版より

今週のファイナンシャル・タイムズ週末版から気になる記事をピックアップしてみた。

(1)タイ・バーツ急落……アジアでエネルギー輸入(ネット)が最も多いタイが原油価格高騰の直撃を受け、経常収支が急速に悪化し、バーツが急落している。

(Snape注:1997年のアジア通貨危機がタイの経常収支悪化から始まった事が想起される。タイ以外のアジア各国も、日本を含めてエネルギーの輸入ポジションはさして変わらない。人民元切り上げ期待の剥げ落ちもあり、アジア通貨は当面反落が続きそうだ。)

(2)中国国内の「人民元ドル・ペグ離脱論」が力を失っている。中国の景気後退・デフレ懸念が強まったため。

(Snape注:景気循環の議論ではないと思う。来週このブログに掲載予定の「人民元の実験が始まる・その(3)」を参照してください。)

(3)Moody'sがGMの格付けをジャンクに。……従業員価格での販売台数の急増は一時しのぎで持続不可能との見方。GMは反発。

(Snapeコメント:これで格付けがS&Pと揃うことになる。トヨタの「思いやり値上げ」も格付機関には評価されなかったようだ。来週の社債スプレッドはフォードともども要注視。)

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