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2005年6月 3日 (金)

欧州憲法条約否決とポートフォリオ戦略

 フランス・オランダの「No」を受けて、ベンチマーク同士の利回り格差が拡大してきた。

 イタリ-のベンチマークの対ドイツ・プレミアム(10年)は1997年9月末には73bpであったが、1年後には50bp、さらに1999年1月のユーロ発足時には22bpまで縮小していた(当時のS&Pの格付差は2ノッチ、現在は3ノッチ)。その後は20bp前後で安定的に推移してきたが、欧州憲法条約否決を受けて30bp近くまで広がっている。解説するまでもなくEUの経済統合が弛緩に向かうことを先取りしたものだ。こうなると、財政の状況から見ればオランダ買い・ギリシャ売りのセットが一番面白そうだ。ヘッジファンドが本格的に始動する前に仕掛けられれば、ローリスク・ミディアムリターンの裁定が狙えそうである。

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