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2005年5月22日 (日)

デイ・トレードはなぜロスばかり?

理由は三つあります。

(1)情報の非対称性。株価もマグロやキャベツの値段と同様需要と供給のバランスで決まりますが、株の需給を支配しているのは内外のプロの機関投資家であり、情報収集力と分析力において個人投資家はとても太刀打ちできません。個人のアクションはどうしても後追いとなり、株の古い格言「‘まだ’は‘もう’、‘もう’は‘まだ’なり」の通りの結果になりやすいのです。

(2)ショートに制約があること。個人投資家の場合はどうしてもショート(売り)に制約があります。相場は上がるか下がるかしかないのに、ショートに制約があれば買いから入るほかなく、最初から片肺飛行を強いられてしまいます。

(3)レンジ・トレードの限界。デイ・トレードや短期売買では下がったところで買う/上がったら売る、という、値ごろ感からのレンジ・トレーディングが中心になります。これだと株価が一定の変動幅の中で安定している時には多少の日銭を稼ぐことができますが、株価が新しいレンジに移行する時は値ごろ感で仕込んだポジションが必ず外れになってしまうので、それまでに稼いだ日銭を全部吐き出すことになりやすいのです。加えて個人の場合は利喰いが早く損切りが遅い傾向がありますので、気がつくと手許に残っているのは持ち値割れの銘柄ばかり、ということになりかねません。

こう考えてくると、やはり中長期のポートをじっくり作るか、手数料は高くても気に入った投信を選ぶほうが精神衛生上もよいのではないかと思います。(ショートを積極的にやります、という投信もありますよ。)

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